万力。
工房を起こして一か月少々経ちましたが、あるモノが足りないと常々感じていました。
とりあえず現状として材料となるアルミ丸棒や板材、そしてそれらを加工するための工作機械は最低限揃っているためモノの一つや二つは作れていそうなものです。
しかし間抜けなことに材料を適度な大きさにカットするための手段が無いために加工に移れないという状況が発生しています。
本来の予定ではバンドソーを購入する予定でしたが予算内で購入が可能な良い機械に恵まれず足踏みしている状態です。
そこでまずは金鋸に頼ろうと思い、金鋸と材料を押さえるための万力の購入を考えました。
↑色々考えた結果購入に至ったものがこちらの万力です。見た目はやや小ぶりですがそれでも10キロ少々はあるものと思います。
中古の物を購入したため金口やその他周辺に打痕が多くみられます。
特に金口部分に多数の打痕があることは結構な問題であるため表面を研磨して凹凸を減らしていこうと思います。
一方で万力本体は中古にしては摺動部のガタが微小であり状態も良さそうなため大がかりな整備も必要なく十分に使っていけそうな気がします。
↑万力のついでにエンドミルも購入しました。二本とも二枚刃のコバルトハイスでありごく標準的なエンドミルです。
私が学生していた頃にミスミさんには大いにお世話になりました・・・
現在所有しているエンドミルの大半は4枚刃であり剛性が高く高速切削向きな一方で2枚刃の場合ですと剛性に若干劣る反面切粉の排出性が良く深溝加工も可能でさらにビビりにくいという特性があります。
よくよく考えたら肝心の金鋸を買い忘れた気がします・・・が今日はここまで。