そろそろ。
お久しぶりです。 約三か月にわたってブログを放置することになってしまい申し訳なく思います。 一応言い訳をしますと、空調の整っていない当工房は冬の寒さで冬眠状態と化してしており、記事を書けるようなネタが無いことが主な原因でした。
そんなわけで少しずつ暖かい日が増えてきたこともあり更新を再開したいと思います。
今回はこの冬の間にコツコツ揃えた機器やら工具等を紹介したいと思います。
まずはフライス盤です。
↑この機械は去年の9月頃に購入したものでありますが今回は専用のマシンスタンドを取り付けることで剛性を強化し切削時におけるビビりの低減を図っています。
ちなみに以前は、、
↑このような木製作業台の上に置いていたのですが切削時の振動をコンクリ床に上手く逃がすことが出来なかったようです。
そのためビビりが酷く工具径によっては1㎜未満の切り込みでしか加工が行えませんでした(ワークはS45Cブロック)。
現在では剛性の向上により同一条件で加工を行った場合4㎜程度の切り込みでもビビりが発生することが無くなりました。
もちろん、使用するエンドミルの刃数や当たり面によってもビビりの具合は変わってきますので一概には言えません。
基本的にビビりはワークに対する刃の当たり面が多くなることで発生しやすくなる傾向にあり同一条件で切り込んだ場合、刃数が少ない方が当然ビビりは少なくなります。 また刃数が多くてもラフィングエンドミルのようなワークに対しての一刃辺りの接触面積が少ないものはビビりが発生し難くなる傾向にあります。
ともあれマシンスタンドを導入したことにより作業能率が以前の数倍になったので足回りの剛性確保は機械加工における重要な要素と言えます。
続いてはコンターマシンです。
↑コンタに関しては以前より当ブログで「欲しい欲しい」と騒ぎ立てていましたが中古の中でも比較的程度の良いものを見つけることが出来たため購入に至りました。
おそらく卓上機の中においてはかなりの大型機であり消費電力も1400Wと中々のものです。
ちなみにこの機械の初仕事は足の折れたテーブルを処分するために木端微塵に切り刻んだことです(笑
この機械は元々が木工用ということもあり、変速機構においてはVベルトの架け替えのみとなっていました。 また低速状態であっても金属切削においては明らかに周速超過であったため現在はスピードコントローラーを介して鋸刃速度を調整しています。
↑使用しているものはアイウッドのPW-1500というものです。 この製品はフィードバック制御方式を採用しており低回転時においてもトルクを維持できるという特徴があります。
↑両頭グラインダーです。 これは近所のホームセンターにて7000円ほどで購入したもので、現在はドリル研磨が主な役割です。
一方で定位置が定まっておらず、事あるごとに工房内を徘徊しています(笑
↑定盤です。 とりあえずしっかりした平面が欲しかったため購入したものです。
これが想像以上に重く搬入の際に苦労しました。
現在のところボール盤の脇に置いてあるため位置的に良好とは言えず移動を検討しています。
ちなみに定盤の上に乗っているハイトゲージは知り合いから格安で譲っていただいたものです。
↑次に工具棚です。 中華製のものですが、こういうものはとりあえず”赤けりゃ何でもカッコいい”というイメージが有ります。
↑手持ちの工具を突っ込んでみた様子です。
ありとあらゆるものを突っ込んだため統一感がありません(笑
↑ノギスです。 ”200~300㎜はともかくとして600㎜なんて何に使うんだ?”と購入後に思った次第です。 正直なところ興味本位以外何者でもありません(笑
↑そして現在の工房の様子です。 暖かくなる頃には再始動出来るよう準備を進めています。
とりあえず今日はここまで。 次回はソリッドワークスを少々いじくります。